渋谷区恵比寿の結婚相談所ララ婚サルタント社長コラムへようこそ！

　今回のコラムテーマは、ズバリ「学歴！」実際の婚活・お見合い市場においてリアルな学歴との相関関係を結婚相談所社長（40代男性婚活カウンセラー）が考察してみたいと思います。

　タイトルに挙げさせていただいた、世間（特に就活の場面）でよく話題に出る「学歴フィルター」っていうワード。実際に結婚相談所における会員様においてはどうなのでしょうか。答えは「YES」でも「NO」でもあるんです！えっ、どっちなの？？って思われるかもわかりませんが、結婚相談所のスタイルによって変わってくるのが現状です。

　ハイスペックな相手との婚活・お見合いを売りにされている結婚相談所では、大卒以上が入会の必須要件になったり、他に特定の大学名限定で男性会員を募集されている結婚相談所も存在します。人気のワードである「医師婚」などは、そもそも全員が医学部を卒業されている訳で。他、高収入ハイスペック婚活で人気の士業（弁護士・公認会計士・税理士）、また国家公務員の方も実際は有名大学・難関大学出身者が大多数であるのが現状ですよね。そういう意味では、結婚相談所に学歴フィルターは存在する「YES」という答えになります。

　一方、結婚相談所に学歴フィルターは存在しない「NO！」という意見はどうでしょうか。実際のところ、高収入な相手限定の婚活、ハイスペックな相手限定の婚活をメインに掲げていない多種多様な職種の会員様を募集している一般の結婚相談所では、会員様募集の段階で学歴に制限をかけている結婚相談所はそれほど多くないと思います。そういう意味では結婚相談所側から会員様に対しての学歴フィルターは「NO」という答えなのではないでしょうか。弊社ララ婚サルタントにおいても一切の学歴による会員様の募集制限等は行っておりませんのでご安心ください。

　そもそも今回のタイトルにも挙げている「学歴フィルター」とはどういう意味なのでしょうか。本来は就職活動に用いられる造語であり、それから広がっていったのが現状だと思います。企業側の立場（特に人気のある有名企業）からすれば、応募を希望した学生全員の履歴書に目を通し面接を行っていれば、莫大なコストと手間がかかる為、その前段階で一定の大学レベルで足切りするという意味合いが大きいのではないでしょうか。

　「そんなのわかってるって！」そう言われそうなので、実際に私の友人（某大企業人事担当者）から聞いたリアルな学歴フィルターを紹介しますね。

（例1）東京一工・旧帝国大学・早慶で学歴フィルターをかけるA社

※東京一工とは東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学の泣く子も黙る最難関国立大学群です。

※旧帝国大学とは上記の東京大学・京都大学の他に北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学の事を指す、いわゆる各地域における名門国立大学群です。

※早慶とは早稲田大学・慶応義塾大学の超有名難関私立大学です。

（例2）MARCH・関関同立・駅弁大学で学歴フィルターをかけるB社

※MARCHとは、M（明治大学）A（青山学院大学）R（立教大学）C（中央大学）H（法政大学）の関東地区の有名私立大学群。G（学習院大学）を含めGMARCHとも呼ばれます。

※関関同立とは関西大学・関西学院大学・同志社大学。立命館大学の関西地区の有名私立大学群。関西版MARCHとも呼ばれています。

※駅弁大学とは、駅弁が買える旧国鉄の急行列車の停車駅に因んだ国立大学の総称。弊社ララ婚サルタントの営業エリアでは、神奈川県（横浜国立大学）・埼玉県（埼玉大学）・千葉県（千葉大学）。

以上のように、一定のレベル帯の大学で区切って学歴フィルターなるものが採用されているみたいです。

　弊社ララ婚サルタントには、私のような40代男性の他、最も若い社員では、20代女性の婚活カウンセラーも在籍しており、幅広い20代・30代・40代・50代の会員様と同じ目線でサポートが可能な結婚相談所となっておりますが、学歴による捉え方は、会員様の年代によっても変わってくるように思います。

　そのような背景には、大学進学率の上昇（特に女性）という社会情勢があるように思われます。1990年の大学進学率は24.6%でした。2000年には39.7%となり、2010年には50.9%となっており、最新の2023年のデータでは、56・6％と過去最高の数字になっています。つまり、現在では、半数以上の高校生が大学・短大に進学しており、特に弊社のメイン営業エリアである東京都は70％を超えており、現在では大学＝高学歴という風潮はないように思われます。大卒＝高学歴とされていた40代・50代の会員様の世代とは隔世の感があるように思われます。

＜参考＞大学進学数の推移（文部科学省データより引用）

　つまり、結婚相談所の婚活市場において、20代～30代前半の会員様においては、自らが大卒の会員様が多い為、お相手の結婚相手の基準を大卒として捉えられている方が、それ以上の年代の会員様より多いように感じます。

　一般的に男性より女性の方が高学歴の結婚相手を求めている割合が高いと言われています。結婚相談所の婚活・お見合い市場においてはどうでしょうか。弊社ララ婚サルタントに婚活相談に来られる会員様を鑑みてもその傾向は高いように感じます。その原因は、一般的に男性の学歴と年収には相関関係が高いと言われていますよね。学歴というより、結婚相手の希望条件に年収を優先順位に考える女性会員様が多い為、そのような結果になっていると思われます。

＜参考＞学歴別にみた賃金（厚生労働省データより引用）

　また、先ほどの章でも触れたとおり、収入が高いとされる有名企業勤務または高度専門職種の方は、一般的に高学歴とされる有名大学・難関大学を卒業されている方が多数派な為、結婚相手に求める条件として結果的に学歴を重視される女性が多いように思います。

＜参考＞卒業生の年収が高い大学ランキング2021（ダイヤモンド・オンライン様より引用）

　一方、結婚相談所に婚活相談に来られる男性は、女性に比べて結婚相手に学歴を求めない方が多いように感じます。これらの理由は様々だと思うのですが、全般的に「女性をリードしたい」という男性が結婚相談所には多いように感じますね。また、学歴や収入よりも、家事や、安心して家計を任せられる経済観念をお持ちの女性を求める傾向が高いように感じます。

　結婚相談所にご相談いただく会員様のなかには、自らの学歴に劣等感を持たれている方もおられると思います。今回のコラムは「学歴」に焦点をあててコラムを作成している関係上、結婚相談所における学歴についての考察がメインであり、様々なデータを持ち出しておりますが、実際のところ、結婚相手に学歴を条件として求めない会員様（特に男性）も多数おられます。

　あくまで婚活において最も重要なのはお互いの「価値観」「性格の一致」ではないでしょうか。結婚生活において、お互いの金銭感覚、趣味や趣向、育児や教育の価値観が一致するお相手とゴールインすることが婚活の成功者だと思いますよ。

　また、お相手の優先順位に年収を挙げられる会員様（特に女性の会員様）も多く居られますが、あくまで高収入＝学歴との相関は一般的なデータということだけであり、大学卒業じゃなくても専門的な職種、会社経営者で高収入の会員様（特に男性の会員様）も結婚相談所には多く登録されています。このような会員様は、仕事を頑張るあまり恋愛する時間・タイミングがない理由で結婚相談所へ婚活相談に来られる素敵な方が多いのも事実です。

　まとめとして、結婚相談所カウンセラーが考える婚活・お見合いにおける学歴の価値（存在）についてですが、学歴はあくまで、アピールポイントの一つに過ぎないということではないでしょうか。

　学歴を結婚相手の条件に求めない会員様も多く居られ、学歴よりも「価値観」だと思われます。ただ、生い立ちや価値観、求められる将来設計を含め、結果的に同じような学歴の方での成婚が多いのも事実として存在しますので学歴の価値はゼロではないのではないでしょうか。

　弊社ララ婚サルタントの考えとしましては、様々な職種・幅広い年齢の会員様に婚活・お見合いに取り組んでいただきたい！そんな想いで結婚相談所事業を運営させていただいておりますので、高校卒業・専門学校卒業・大学短大卒業の女性・男性の会員様大歓迎！会員様の立場に寄り添う、お見合いのお相手探しからデート・プロポーズまでのトータル婚活サービスをモットーと致しておりますので、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。

はじめての婚活におすすめ！フルサポートプランはこちらから！

婚活経験がある方におすすめ！スタンダードプランはこちらから！

安価に婚活が可能！お試しプランはこちらから！

男性も女性も応援！20代限定プランはこちらから！